禁酒

一切お酒を飲まない「禁酒」期間を設ければ、肝機能は回復するのでしょうか?効果的な断酒期間や休肝日、適切なお酒の量について解説します。

肝機能の改善に効果的な禁酒の期間

肝臓の数値が悪い人は1ヶ月

健康診断で肝臓の数値が悪い「肝機能要注意」と診断された場合、まずは1ヶ月断酒してみましょう。

肝臓は非常に回復力の高い臓器のため、多少数値が悪くても、1ヶ月の断酒で機能回復が期待できます。1ヶ月の断酒の後に数値を測り、どの程度回復したかチェックしてみましょう。

若くて健康な人は1週間

20~30代で若くて回復力のある年代の方は、一週間の断酒で肝機能の改善が見込めます。まずは1週間断酒して、数値を測ってみましょう。

1週間であまり肝臓の数値が改善していないようなら、2週間に延長してください。元気な肝臓なら、2週間で回復することがほとんどと言われています。

肝機能の改善に効果的な休肝日の日数

休肝日は、週に3~5日程度が効果的とされています。

その理由は、日本酒1合・ビール500ml缶1本分のアルコールを分解するのに、個人差はありますが、約5時間かかるという研究結果があります。

理想を言えば、平日に1回、休日に1回程度の飲酒が望ましいでしょう。

肝機能の改善に効果的なお酒の適量

1日平均20gのアルコール量が適切

厚生労働省によると、適切な飲酒量は、1日平均20gであるとされています。

これはビールロング缶(500ml)1本・日本酒1合・ワイングラス2杯弱・ウィスキーダブル1杯・チューハイ(350ml)1本、だいたいこのくらいの量になります。

女性・高齢者は適量より少なめに

女性は男性よりアルコールを分解する速度が遅く、高齢者は肝機能が衰えている場合が多いため、適切なアルコール量20gの3分の2、もしくは3分の1程度に抑えましょう。

物足りないという方は、ウィスキーなど強いお酒を薄めて飲むといいでしょう。

ちゃんぽん飲みは控える

色々なお酒を「ちゃんぽん」して飲むことは、できるだけ控えましょう。

お酒の種類が混ざること自体が悪いわけではありませんが、何種類も飲んでいるうちに、何をどれくらい飲んだかわからなくなってしまい、適切なアルコール量をいつの間にか超えてしまうためです。

お酒を飲みすぎないためには

飲みすぎを防ぐためには、食べ物と一緒にお酒を飲んだり、ノンアルコールドリンクを挟んだりするのがおすすめです。

近年、ノンアルコールドリンクでも、お酒と同じような快楽が味わえることがわかってきました。

また、どうしても禁酒が難しい場合は、サプリメントなどを日ごろから取り入れてみることも手です。