運動

肝機能の改善を目指すために取り入れたい「運動療法」。その効果や適した運動、注意点についてご紹介します。

運動に期待できる肝機能改善の効果

脂肪肝の改善

全肝細胞の30%以上に中性脂肪が蓄積している状態を「脂肪肝」と言います。脂肪肝は、肝硬変や肝臓がんへ進行する可能性があるため、早めの対策が重要です。

運動療法を取り入れることで、肝臓の脂肪を燃焼し、脂肪肝の改善が期待できます。

代謝機能の改善

肝臓にはアルコールの分解だけでなく、糖や脂肪の代謝をする働きもあります。

身体に脂肪がたっぷりついた状態では肝臓に負担がかかるため、運動をして体重が減ることで、肝臓の機能改善が期待できます。

また、メタボリックシンドロームと肝機能障害には、密接な関わりがあると考えられています。

痩せやすい身体に

運動をして筋肉がつくと、基礎代謝が上がって痩せやすくなります。身体が太っていると肝臓にも脂肪がつきやすくなってしまい、脂肪肝・肝硬変・肝臓がんを引き起こす可能性があります。

痩せることでスッキリした見た目も手に入り、一石二鳥です。

肝機能の改善に効果的な運動

ウォーキング

ウォーキングは、運動に慣れていない人でも気軽に取り入れられる運動です。1日20分以上、一万歩を目標にウォーキングを取り入れましょう。

慣れてきたら徐々に時間や歩数を増やして、無理なく運動量を増やしてください。最初は毎日でなく、週に3日程度からスタートしてもOKです。

ジョギング

一日一万歩以上のウォーキングを達成したら、一日20~40分のジョギングも取り入れていきましょう。

毎日続けることが大切なので、「少しきつい」と感じる程度で、少し汗ばむくらいの運動量が適切です。ジョギングの前には準備運動をして、無理をしないように注意しましょう。

スイミング

身体全体を使うスイミングは、効率よく脂肪を燃焼することができます。ウォーキングやジョギングで身体が運動に慣れてきたら、スイミングに通うのもいいでしょう。

スイミングも無理をせず、徐々に運動量を増やしていくのがポイントです。

肝機能の改善に効果的な運動の注意点

激しい運動や負荷の強い運動は、かえって肝臓に負担をかけてしまう場合もあります。体調に不安がある方は、必ず主治医に相談してから適切な運動療法を取り入れましょう。

運動はウォーキングなど軽いものからスタートし、怪我や転倒を防ぐため、しっかり準備運動を行いましょう。

また、運動のほかにも、合わせてサプリメントを取り入れることで、肝機能の改善を助けます。