オルニチン

肝機能の改善が期待できる成分オルニチンを取り上げ、もたらされる効果や、どのような食品に多く含まれているかなどの情報をまとめています。

オルニチンに期待できる肝機能改善の効果

ひと昔前であれば、オルニチンと聞いても、まさに「なにそれ?」という方が大半だったことでしょう。

しかし、近年では、それこそテレビCMや通販番組、通販サイトなどでも、このオルニチンを配合したサプリメントが大きく宣伝されており、知名度も高まっていますね。

とは言え、その名称は知っていても、オルニチンがどのような効果をもたらしてくれるかまではご存じないという方も少なくないことでしょう。ぜひこの機会に、知識を深めてみてはいかがでしょうか。

アンモニアの解毒作用を大きく向上

肝臓には様々な働きがありますが、そのひとつに、体内に溜まる毒素である、アンモニアを分解するというものがあります。

暴飲暴食やストレスなどでこの働きが低下してしまうと、アンモニアが分解されないまま体内に残ってしまい、疲労がたまりやすくなってしまいます。

オルニチンには、この肝臓本来のアンモニアの解毒作用を向上させるという作用があるため、体内に毒素や老廃物が溜まるのを防ぎ、疲れにくい身体に整えてくれるのです。

肝機能マーカーの数値改善にも効果あり

オルニチンにはALT、AST、γ-GTPといった、肝機能マーカーの数値を下げる効果もあります。

脂肪肝の所見がある男性を11名を対象に、6人には1日あたりオルニチン 1.6gを、残り5人にはオルニチンの含まれないプラセボを3週間摂取する実験を実行。

オルニチン摂取のグループは非摂取のグループに比べ、ALT、AST、γ-GTPすべての数値が改善されました。

オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進する作用があるため、脂質代謝が改善し肝臓に蓄積した脂肪が分解され、その結果肝機能マーカーの数値が改善されたと分析できます。

※参照元:オルチニン研究会 オルニチンの肝機能改善効果の検証

オルニチンが含まれている食品

しじみ

オルニチンが含まれる食材の筆頭は、しじみになります。それこそ、古くから「二日酔いにはしじみの味噌汁」という言葉があったほどです。

科学的な根拠が証明される以前から、経験則としてしじみ、ひいてはその主成分であるオルニチンの効果は、語り継がれていたのですね。

ちなみに、しじみ100gあたりのオルニチン含有量は10.7~15.3mg。その他、オルニチンはヒラメやキハダマグロ、チーズやパンなどの食品にも含まれています。

しかし、それらの含有量は100gあたりせいぜい1mg程度。オルニチンを効率的に摂取するには、しじみがまさに群を抜いていると言えるのです。