クルクミン

肝機能の改善が期待できる成分クルクミンについて、効果やどのような食品に多く含まれているかをまとめています。

クルクミンに期待できる肝機能改善の効果

クルクミンは、カレーに含まれる黄色いスパイス、ターメリックに多く含まれているものだと言えば、ピンと来る方も多いのではないでしょうか。

そして、その原材料となるのが、これまた最近ではすっかりお馴染みとなりつつあるウコンです。

ただし、ひと口にウコンと言ってもいくつか種類があり、クルクミンが一番豊富に含まれているのは秋ウコンです。

なお春ウコンにも含まれていますが、含有量は秋ウコンの1/3程度。また紫ウコン(ガジュツ)にはクルクミンは含まれていないので注意が必要です。

アルコールの分解・解毒作用の向上

クルクミン体内に吸収されると、肝臓が胆汁を分泌する作用を促進させる働きがあります。その結果、アルコールなどの分解効果を高めることができるとされています。

二日酔い改善向けのドリンク剤などにウコンエキス配合とアピールされているのは、まさにこの点なのです。

肝臓の消化・吸収機能を補助

ターメリックには、肝臓のアルコール分解機能を高めるだけではなく、肝臓そのものを保護する働きがあります。

飲みすぎや食べ過ぎなどで弱まった肝臓の働きを正常に戻してくれ、肝障害や肝硬変を抑制する効果も期待できるとされています。

抗がん剤としての研究も進行中

まだ人間への効果は確立されていませんが、京都大学などの研究チームががんを持つマウスに、クルクミンを元に合成した化合物を注射する実験を実行。

血液中の有効成分が1000倍になり、抗がん作用が確認されたと報告されています。さらに研究が進めば、人間の抗がん剤として活用できる日が来るかもしれません。

※参照元:京都大学医学部付属病院 臨床医学センター 革新的抗がん薬実用化にむけたプロドラッグ型クルクミンの全臨床試験

クルクミンが豊富に含まれている食品

ウコン

クルクミンが豊富に含まれている食品の筆頭は、カレーのスパイスであるターメリック。またウコン茶やウコンを用いた沖縄料理などが代表格です。

ただし、実はこのクルクミンという成分はそのままでは体内に吸収されにくいという性質があり、また、1日の摂取量目安となる30mgはカレーで言うと約5杯分となってしまいます。

そのため近年ではより効果的に体内に吸収できるように加工されたサプリメントなどが開発されています。

もうひとつ、クルクミンは過剰摂取すると肝機能に悪影響をあたえ逆効果となるため、適正な摂取量を守ることが大切です。